美容家でタレントのIKKO(56)さんが5日放送の日本テレビ「アナザースカイ」(後11・30)に出演。独立後の苦労を明かしました。
そんなIKKOさんがテレビから消えない理由は何なのか調べてみました。
IKKOプロフィール
目次
- 本名:豊田 一幸(とよだ かずゆき)
- 生年月日:1962年1月20日(56歳)
- 出身地:福岡県田川郡福智町
- 血液型:A型
- 身長:171cm
- 職業:ヘアメイクアーティスト、メイクアップアーティスト、ビューティーディレクション、タレント、書家
IKKO略歴
姉2人の下の長男として誕生。美容師の母の影響で、本人曰く「小学校6年生くらいでは、もう日本髪結えていた」という 。
福岡県立西田川高等学校を経て、北九州美容専門学院(現福岡美容専門学校 北九州校)卒業後、横浜市の高級美容室「髪結処 サワイイ」に美容師として住み込みで勤め始める。8年間の修行の間に芸能人のヘアメイクやメイクアップ担当などを経て、1992年に30代でヘアメイクアップアーティストを目指して独立、「アトリエIKKO」を設立・主宰し、雑誌の表紙をはじめ、テレビCM、舞台等でヘアメイクとして活動。特に和装ヘアメイクを通じ多くの女優の支持を受け、IKKO流「女優メイク」を確立する。また、司会者でフリーになった直後の逸見政孝の専属ヘアメイクを務める。女性誌の表紙・ファッションページや、テレビ・CM・舞台・バラエティに出演するほか、トークショーも行う。
常に数誌の女性誌の連載を抱えており、現在は『non-no』、『MORE』、『美人百花』など。
2006年7月10日、全国各地で行われている美容&ファッション&エンターテインメントの集大成的イベント、初の「IKKO WORLD」が地元福岡のホテルニューオータニ博多で開催される。進行、音響照明、舞台、出演モデルオーディションなどすべて自身で手掛け、モデル10名の衣装、メイクもすべて自身のプロデュース。
同年7月には初エッセイ『超オンナ磨き〜美のカリスマIKKOの幸せを呼ぶゴールデンルール』を出版し、「コンプレックスこそオンナ磨きの原点」として、自分の体験から得た誰でもすぐできる実践的なノウハウを伝授、「新・美のカリスマ」と呼ばれる。世界文化社から出版された、『IKKO 女の法則』、『IKKO キレイの魔法』の合計販売数は30万部を突破している。
2005年より、IKKOプロデュースの振袖ブランドを展開、販売が開始される。
2006年10月より始まった『おネエ★MANS』(日本テレビ)に出演。一般人にも解かり易くスキンケアやメイク指導をしたり、芸能人の変身を行うコーナーを主に担当。
2007年の流行語大賞にノミネートされた自身の「どんだけ〜!」は現在も健在。
2009年9月、著書『IKKOのキレイを磨くin韓国』が、ガイドブックとしては異例の販売15ヶ月で6万部を突破した。達筆で、著作や連載誌には自筆で格言を載せる。
韓国観光名誉広報大使の任命、ソウル観光大賞受賞や、ETUDE HOUSEのプロデュースに携わるなど、韓国コスメを日本に広め、日韓交流の橋渡しをした民間外交官としての活躍が認められた。
2010年3月19日に福岡パルコ4階に「Pink by IKKO」というセレクトショップをオープン。
2010年4月28日 「GORGEOUS」という香水をプロデュースし発表する。キャッチフレーズは「忘れられない、離れられない。」。地域限定ではあるがCMも放送された。
本業のみならずモデルにも挑戦。2007年「神戸コレクション」にオオトリとして出演。2009年「神戸コレクションプリュス」「福岡アジアコレクション」に出演。「神戸コレクションin神戸」の第2回目のシークレットゲストとして出演。2010年「GirlsAward」に出演。
2012年10月11月には、NHKの『趣味DO楽』番組内の中で全8回に渡り広瀬香美より歌唱指導を受け、喉だけではなく身体全体で歌うことの大切さを学び、広瀬の母校である福岡女学院で最終お披露目を観客の前で行った。
2012年11月、自慢の書道の腕前を活かして『道 IKKOの字語りエッセイ』が芸術新聞社より発刊される。
50歳になる年から、書道を本格的に教わるために書家の金敷駸房に師事。現在では、数々の書道展で賞を受賞するなど本格化している。
参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/IKKO
IKKOが独立後の苦労を告白
冒頭の番組は、ゲストが“海外にある第2の故郷”や“あこがれの地”を訪ね、自身の人生を掘り下げていく人気紀行番組です。IKKOさんは韓国へ向かいました。
IKKOさんは担当した大女優からの信頼を勝ち取り、「IKKO流」というスタイルが生まれました。1992年にヘアメークアーティストとして独立し、「アトリエIKKO」を設立しました。
IKKOさんは当時について「弟子が15人ぐらい、常時いましたら。その子たちを食べさせていくために、だいたいひと月1000万円ぐらいは稼がないと(いけなかった)。裏方でですよ。裏方のヘアメークでひと月1000万円近く稼がないといけないって、凄い大変なことで」と苦しかった独立後の日々を回顧し、がむしゃらに働き、周囲への当たりが強くなった時期もあったといい、「嫌な女だったと思います。一時期」と苦笑しました。
そんな日々の中、40歳手前で体調を崩した。そこから立ち直るきっかけとなったのがIKKOさんの“アナザースカイ”である韓国との出会いだったといいます。
IKKOさんは「苦しいなと思う時だったんです。うちの2番目の姉が『冬ソナ』がすっごい良いから見てみれば?って言ってくれて」と実姉がきっかけで韓流ドラマにハマったことを告白しました。「朝から晩までめまいが続いていくっていうような時で、気が付いたら韓国ドラマを観てる時がめまいが止まってたんです。和らいでたの。人のピュアな恋愛とか、いろいろなものがすべて懐かしく感じてしまったんです」と明かしました。
そんなIKKOさん、テレビから消えない理由は何なのでしょうか?
IKKOがテレビから消えない理由とは?
IKKOが「笑われるタレント」を確立
「どんだけ~」「背負い投げ~」といったフレーズを駆使して、現在もバラエティー番組などで大活躍しているIKKOさん。IKKOさんがテレビに出始めた当初は、いわゆる“オネエタレント”がブームになった時期で、複数の女装家やドラァグクイーン、ゲイ、トランスジェンダーらをテレビではバラエティ番組が起用していました。
IKKOさんは、もともとは女優さんやタレントさんのメイクアップアーティストという裏方の立場でしたが、今ではIKKOさんご自身がタレントであり、カリスマ美容家という独自の地位を築いています。変化の激しいテレビの業界で、IKKOさんは生き残るべくして生き残ってきました。
「北九州美容専門学院」を卒業後は、横浜の高級美容室「サワイイ」で8年間修業したIKKOさん。メイクアップアーティストを目指して独立し、ヘアメイク事務所に所属した後、1992年に30代で“アトリエIKKO”を設立しています。「ピーチスキン」や「和装ヘアメイク」など様々な技術のエキスパートになり、「女優メイクといったらIKKO」と言われるほどの評判でした。女優の高橋ひとみさんはIKKOさんを専属メイクに指名し、私生活でも大の仲良しのようです。
そうして長くメイクアップアーティストとしての腕を磨いてきたIKKOさんが、テレビに出るきっかけとなったのは、昼のワイドショー番組のメイク企画でした。TBS系『ジャスト』『2時っチャオ!』で美容に関するコーナーを持ち、他局のゴールデンタイムの番組にも“オネエタレント”として進出しました。「どんだけ~!」が流行し、お笑い芸人にまじって違和感のないテレビタレントになりました。IKKOさんの本当にすごいところは、“カリスマ美容家”と称されていながらも“笑われる”タレントとしての役割を全うし、ベストを尽くすことにあるとマツコ・デラックスさんは評しています。
努力家のIKKO
2014年放送の『マツコ&有吉の怒り新党』(テレビ朝日系)で、マツコ・デラックスさんが「私、IKKOさんに対してのコンプレックスがすごいのよね」と打ち明けたことがあります。この日の番組では、“笑わせる”芸能人と“笑われている”芸能人についてマツコ・デラックスさんが持論を展開しました。「『笑われる』って、そんなにダメなこと?」と切り出し、醜態をさらけだしながら笑われることが「笑いの原点」と訴えました。
さらにマツコ・デラックスさんはそのようなタレントに“敗北感”を抱いていると語り、その例として挙げたのがIKKOさんでした。「本当に真剣にやってるのよ……、真面目な人だから」と、IKKOさんを分析したマツコ・デラックスさん。確かにIKKOさんはいつだって一生懸命なのです。
参考:https://wezz-y.com/archives/55737
共演者への気遣いがすごい!
「テレビに出させていただいた当初は、共演者にお礼のお手紙を書いて、事務所に送っていました。テレビに呼ばれる機会が増えるにつれて、本番前に直接お渡しするようになったんですけど……。でも、『手紙書いてきたんで、読んでください』って、子どもみたいじゃない(笑)。だから、ちょっとした品を添えて渡すようにしました。それが始まりです」
とIKKOさんが共演者の方に差し入れをするきっかけについて語っています。実は番組収録前に、共演者全員にプレゼントをするのが常で、芸能界きっての贈り物の達人として知られているIKKOさん。
「私は自分で食べておいしかったり、使ってみてよかったもの、気に入ったものを人に差し上げるようにしています。そうでないものは、化粧品でも食べ物でも、絶対に渡しません」(IKKOさん・以下同)
しかし、自分が良いと思ったものでも、独りよがりの贈り物はしないように努めているようです。
「30代のころ、ことあるごとに大好きな胡蝶蘭を贈っていた時期がありました。でも、あるとき知り合いに『うちは猫がぐちゃぐちゃにしちゃうので、花は困るのよね』と言われてしまって。何でも“自分の思いだけ”で贈るのはよくないと思うようになりました」
たとえば、小さなお子さんがいる人方は大きなお菓子ではなく、小分けにしたお菓子を、“通な人”には季節のお菓子を贈るなど、相手の好みや家族構成などを常に念頭に置いて、工夫しているようです。また、相手に喜ばれるのは、高価なものとは限らないと言います。
「尊敬する着物デザイナー、池田重子先生の『お金を出せばおいしいものはいくらでも手に入るけど、安くておいしいものを見いだすのが審美眼よ』という言葉を肝に銘じています」
IKKOさんは、ご自身は裏方の人間であり、特に芸がないからと言い、そんな自分が芸能界で続けてやっていけている感謝の気持ちだけで贈り物をされているようです。高価なものは気を使わせてしまうのであまりそういうものは選ばないようにしているそうです。
参考:https://jisin.jp/entertainment/entertainment-news/1648678/
まとめ
いかがでしたでしょうか?
美容家でありタレントでもあるIKKOさんがテレビから消えない理由について調べてみました!とにかく、努力家であり、真面目で、気遣いのIKKOさん。まだまだ今後の活躍に期待したいですね。