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「健康格差」の原因と改善法とは?

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本来、医療は誰にとっても平等であるべきです。しかし現実は違います。お金がある人は手厚い医療を受け長生きし、低所得者はお金も時間もないから病院に行くことすらしません。残酷な「健康格差」の実態に迫ります。

当然のことですが、人にはそれぞれ事情があり、職業、経済力に恵まれている人、そうでない人が厳然として存在します。扶養し、扶養される家族構成もさまざまです。

この「差」が人の健康をも左右するのです。「健康格差」がいま日本でどんどん拡大しています。この問題は、NHKスペシャルでも取り上げられ、大きな反響を呼びました。番組を手がけたNHK放送総局大型企画開発センターディレクターの神原一光氏が言っています。

「バブル崩壊後の『失われた20年』からどうすれば脱却できるかをテーマに、これまでさまざまな現場を取材してきましたが、今回ほど空恐ろしく感じたことはありません。スタジオでは健康問題は社会が解決すべきか、それとも個人で解決するべきか、白熱した議論になりました」

東京大学大学院医学系研究科・公共健康医学専攻准教授の近藤尚己氏が解説します。

「健康格差というのは、住んでいる場所、所得、学歴、働き方、世帯構成など社会的な違いによる健康状態の差のことです。社会的に不利な立場の人たちのほうが不健康な傾向があります。ただ、それは本人の努力だけで決まるものではなく、社会や周りの環境に大きく左右されます。だから『社会が対応すべき』という価値判断があるわけです」

そんな「健康格差」の原因と改善法を調べてみました。

「健康格差」とは

健康格差とは、人種や民族、社会経済的地位による健康と医療の質の格差です。米国保健資源事業局は「疾病、健康状態、医療アクセスにおける集団特異的な違い」と定義しています。

偶然や生物学的要因(年齢、性別、遺伝)による集団の健康のばらつきとの違いを強調して、「回避可能で不必要で不公平で不公正な健康のばらつきである」とする定義もあります。より積極的に偶然や生物学的要因との違いを強調して、「経済格差と健康格差は、税制、事業規制、福祉給付、医療財源といった課題において、社会によりなされた決定による結果である」とする主張もあります。

アメリカ合衆国では、アフリカ系アメリカ人、ネイティブ・アメリカン、アジア系アメリカ人そしてラテンアメリカ人といった少数民族における健康格差が、よく示されています。白人と比較して、少数民族は慢性疾病の発生率が高く、死亡率が高く、劣悪な健康状況にあります。アメリカ合衆国における人種的民族的格差の疾病特異的な例として、アフリカ系アメリカ人のガンの発生率は白人の発生率よりも10%高いというものがあります。またアフリカ系アメリカ人とラテンアメリカ人は、糖尿病の進行する相対危険度が2倍であるとされています。少数民族は、心血管疾病、後天性免疫不全症候群、乳児死亡率も白人より高いです

参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%81%A5%E5%BA%B7%E6%A0%BC%E5%B7%AE

「健康格差」の実態

コスパ重視の食生活

大手チェーンの牛丼は300円で食べられるし、菓子パンやカップラーメンなどは1つ100円前後で買えるので、腹持ちを考えたら付け合わせに総菜やサラダではなく菓子パン2つ又はおにぎりとカップラーメンなどを選んでしまう気持ちもわかりますが、いくら安くても炭水化物+炭水化物+化学調味料+添加物を毎日のように口にしていたら体を壊すのは、当然の結果になります。

非正規労働者が健康を害している理由

雇用の安定は、健康、福祉、職務満足度を高めます。アルバイトや契約社員などで、いつ失業するかわからないといったような精神的不安を感じると、うつ病や病気になりやすいといわれています。

また、不安定な雇用や低所得、孤立といった、社会経済状況が悪い人ほど糖尿病にかかりやすいようです。糖尿病は贅沢病だと思われていますが、コスパ重視の添加物まみれの食生活が密接に関わっていると考えられています。失業率が高いほど病気にかかりやすく早死にをもたらすというデータもあります。

無保険や国民健康保険料を滞納していて、体調を崩しても病院を受診できない人も多くいます。すぐに受診していれば病気が深刻化するのを防げるのに、受診しなかったことで最悪なケースに至ってしまうこともあるようです。

長時間労働や人間関係などの職場でのストレスは疫病のリスクを高め、仕事上のコントロール度(自由度や裁量権)がある人ほど、健康状態は良好であるといえます。

職業上の立場、内容などがかなり健康被害に左右されている原因となっています。

6人に1人の子どもが貧困状態

日本では17歳以下の子どもの6人に1人が貧困状態にあるとされています。国の調査では貧困ラインを年収122万円としており、その基準に満たない所得の世帯にいる子どもが6人に1人、300万人以上いる計算になります。かなり多い比率だと思われます。(厚生労働省/国民生活基礎調査)

この数字は先進国では高い方で、加盟する34ヵ国のうち9番目に悪い順位です。貧困家庭の子どもたちの食生活は、野菜が少なく、インスタント麺を食べる頻度が高いそうです。

「食事の大半がおにぎりかカップ麺」
「親から500円を渡されて、コンビニで好きなものを買って食べる」
「月末は100円ショップで買った2個100円の菓子パンでしのぐ」

コスパのよい炭水化物ばかりで、こうした子どもたちが大勢いるそうです。

また、子どもの入院率は貧困層の方が高いというデータもあり、これは栄養状態が良くない上、住環境も劣悪ということが原因になっています。お金がなく病院を受診できない子どもたちもいて、持病の喘息が発症しても、家計に余裕が出るまでは受診せず我慢している、という話もあるのです。子どもの時期に生涯を通じての健康づくりの基礎が築かれるので、これらの問題は非常に深刻にとらえなければなりません。

「健康格差」の原因とは?

収入が少ないと、家計支出も少なくなり、購入する食料品や生活用品にかけられる金額が限られ、全体的なクオリティが下がります。

家計支出が少ないほど栄養摂取状態が悪く、肥満・高血圧・脂質異常症・糖尿病・心臓病・脳卒中などの病気にかかりやすく、家計支出が多いほど、総合的なエネルギー・脂質・タンパク質・炭水化物・カルシウム・ビタミン・食物繊維などを多くとっていることがわかっています。
また、医療へのアクセスでも格差があります。

日本は国民皆保険制度により、全ての国民が少ない自己負担で病院へかかることが可能ですが、現実には約160万人の無保険者がいると推計されています。
加えて、保険加入者でも所得が低いことから受診控えをしたり、保険料を滞納していて受診できないという実態があります。

低所得の人ほど良くない生活習慣

社会階層の高い人ほど健康に対しての意識が高く、良い行動をとっていることがわかっていいます。学歴、所得が高い人ほど、ジムやランニングを日常的に行っている人が多く、早起きを習慣化している割合も高いです。それは、そうすることで生産性が高くなるという知識があるためだと思われます。

反対に、社会階層が低い人では、喫煙率が高く運動習慣が少ない、睡眠不足、などの健康に悪い生活習慣の多いことがわかっています。

ストレスが原因

一般的に社会階層が低いと、仕事でのストレスを感じやすいといわれています。職業階層が下がるにしたがい、仕事の裁量と努力に対する報酬が少なくなることが主な原因といわれています。

それに加えて、自分はまわりと比べて豊かではないと感じる「相対的剝奪感」によるストレスも大きいようです。慢性的なストレスは、ものごとを悲観的に考える癖をつけてしまい、ホルモン分泌や自律神経のバランスを崩し、様々な病気を招きやすくなります。

慢性的なストレスは、脳の構造や機能を変えてしまい、目的に応じ柔軟に意思決定し行動するための脳部位の機能不全もみられるようです。つまり、そのような状態では健康に悪い生活習慣を改めることが難しくなり、お酒やタバコといった趣好品への依存性を高めてしまい、抜け出せない悪循環をつくり出す可能性が高いです。

人間関係が豊かな人は気持ちも明るく風邪をひきにくいといわれ、反対に人間関係のネットワークが小さいと他者からのサポートが少なくなるなどの要因で健康状態が悪くなるやすいそうです。社会階層が高いほど人間関係が豊かで、学歴・所得が高いほど友人や仕事仲間も多い傾向にあることがわかっています。

「健康格差」の改善法とは?

しかし、お金をかけたら必ず健康になるというわけでもありません。

より良い人生を全うするためには、正しい知識を習得し、健康的に生き抜く力を身につければ誰でも健康になれる可能性はあると思います。

「自己投資」の考えをもつ

日本人は世界的にみてメディアリテラシーが低いことは有名です。海外では学校の授業でも取り入れられており、「マスメディアから流される情報を鵜呑みにせず、自分なりに解釈し、さらに情報発信をする」力を養う教育がなされています。

情報があふれている現代で、何が正しくて良い情報なのかを習得できれば、ぐっと健康に近づけるでしょう。

例えば、低所得の人でも、自給自足をして自己管理されている方もいます。外見や衣料などに消費せずに、食材に費やす比率を高くすれば良い食材が手に入ります。要は、今あるものをどう使うか、どう使えば健康になるかを考えることが重要なポイントになります。

よく言われることは、経営者や高所得の方は、「自己投資」にお金をかけているということです。それが食材や知識やその他のものであったりしますが、将来なりたい自分に対して、今何をするべきかを考えて行動している、その違いは結果として現れてきます。

環境を変えるのも方法の1つ

例えば、都会に住居を構えているとしたら、住居費や食材費も高くなりがちですが、少し都会から離れると、その分、移動は不便になるかもしれませんが、固定費が削減されたりします。それも1つの改善方法でしょう。

また、コンビニのおにぎりやお弁当などはやはり高くつきますので、自炊をすることで食費は抑えられます。豪華な食卓でなくとも、例えば、一汁三菜という昔のスタイルでも十分に健康維持はできます。

さらに、旬の食材は1年の内で最も栄養価が高く、その季節に私たちの体が欲しているものでもあり、なおかつ旬の食材は比較的安く手に入りますから、食べない理由がないです。

健康は1日だけでは手に入れることはできません。日々の食生活や生活習慣からつくられます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

「健康格差」は、健康に対する情報を収集し、どう活かしていくかが重要であり、正しい知識で自己投資していけば、誰でも健康になれる可能性はあると思っています。

できないことに悲しむ現実より、何かできること、些細なことでもできることを探して、少しづつでも前進することがポイントだと思います。

健康になるためには日々の行動の積み重ねが大事になってきますので、できることから始めていきたいですね。

 

参考:http://macrobiotic-daisuki.jp/kenkoukakusa-nihon-19593.html

 

「質の良い休息を求めるあなたへ」

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