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桐生祥秀選手の速さの秘密は?~スパイクへのこだわり~

投稿日:2017-11-01 更新日:

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陸上の日本学生対応選手権(9月9日)で桐生祥秀(21)=東洋大=が日本初の100メートル9秒台となる9秒98をマークしたのも記憶に新しいですよね。天才肌で感覚を重視する桐生祥秀選手は、その記録をアシックス開発のスパイク「桐生スペシャル」で実現しています。桐生祥秀選手は、スパイクにもこだわりがあるそうです。一つは、足との一体感、そして軽さです。

9秒98をマークした桐生祥秀選手のスパイクについて調べてみました。

陸上スパイクの種類

陸上スパイクといっても各メーカー様々なタイプの物があり、どのスパイクが自分に合っているか悩んでしまうところです。スパイクは大きく分けると、フラットタイプと非フラットタイプの二種類に分けられます。

フラットタイプ

フラットタイプのスパイクとはその名の通りフラット走法向けのスパイクです。

100m日本記録保持者の伊東浩司さんが日本記録を樹立した際にフラット走法が話題になりましたが、その時に使用していたアシックスのサイバーゼロというスパイクがフラットタイプでした。

ちなみに世界陸上200m銅メダリストの末續選手(ミズノ)もミズノのジオマッハというフラットタイプのスパイクを使用していました。

フラット走法は上下動が少なく、重心を移動させていくような走りです。エネルギーロスが少ない為、比較的200〜400mを得意とする選手に多いです。

ミズノのジオサイレンサーやアシックスのサイバーブレードなどがフラットタイプのスパイクに分類されます。

非フラットタイプ

非フラットタイプとはピストン走法向けのスパイクです。

腿を高く上げ、地面をグイグイ押していく様なパワフルな走法の選手に向いています。

塚原選手(富士通)が以前、使用していたミズノのクロノインクス(旧型)や、最近使用しているアディダスのアディゼロがこの部類に属します。

ミズノのクロノブレイクやクロノインクス(新型)もこちらの部類に入りますが、クロノインクス(旧型)に比べるとフラットタイプに近付いてきました。

塚原選手は大学時代までは末續選手の様なフラット気味の走法でしたが、社会人になってからはピストン気味のダイナミックな走りにフォームを改良し、日本選手権三連覇を成し遂げ、北京オリンピック銅メダリストとなりました。

この非フラットタイプのスパイクは踵部分に支え台が付いている物が多く、地面からの反発が得られます。

最近では高反発素材のカーボンを使用したモデルもあります。その分、身体や筋肉にかかる負担も大きい為、普段からウエイトトレーニングなどを取り入れているようなパワー系の選手に向いています。パワーで圧倒する外国人選手がよく使用しています。

山縣選手が使用しているナイキのズームスーパーフライエリートもこのタイプに近いです。

桐生祥秀選手の速さの秘密はスパイク

アシックスの田崎公也

桐生祥秀選手が洛南高1年時代から愛用するメーカー、アシックスのカスタム生産部カスタムメイドスペシャリストの田崎公也氏(47)抜きには語れません。

田崎公也のこだわり「桐生スペシャル」

アシックスでオーダーメイドスパイク製作を担う田崎公也氏は

「高校時代からピッチの速さは半端なくて、軽さ(重視)の話はしていた。大学に上がっていろいろと取り組む中で、足の裏全体を使って接地して蹴りたいという話も出てきた」

と明かしました。9秒台を達成したのは、16年リオ五輪までの従来モデルを大幅刷新した新モデルでした。現段階で市販されていない“桐生専用”の25・5センチのスパイクです。

「試作品を概ね100足くらい作って、やっと出来上がった」

と田崎公也氏。大きく見直したのが、ソール(靴底)のピンの配置と形状でした。

「昭和」の良さへ回帰

「アシックススポーツ工学研究所」(神戸市)で走りを分析した結果たどり着いたのが、ピンがつま先にぐるりと並ぶ現行モデルの配置でした。

「結果論にはなるが、この配置は昭和の時代に(走路が)土とタータン(ゴム)兼用だったころとほぼ同じ。飯島さんの頃に近い。人間が地面を踏む感覚は、時代が変わっても変わらないんだな」

と不思議そうに語りました。桐生祥秀選手が洛南高時代、長さ80メートルの土の走路で基礎を磨いていたことも関わっているのでしょう。

こだわり抜いた先は、50年前への回帰でした。

軽さは東レ共同開発の人工繊維

もうひとつの課題、軽量化です。従来品も比較的軽い約140グラムですが、さらに削れないかと、アッパー(足の甲を包む部分)の材質で答えを出しました。

人工皮革から、繊維メーカー大手の東レと共同開発した人工繊維に変更したのです。

「足袋作りをイメージしてもらうと分かるが、1枚の平面を立体にするのはすごく難しい。(開発拠点の)神戸で作って鶴ケ島(埼玉)の(東洋大)グラウンドに行く、というのを何遍も繰り返した」。

卵2個分ほど、約120グラムは25・5センチでは国内最軽量級です。現在の技術で削れる重さは全て削り、桐生祥秀選手も

「もともとは、かかとやつま先が当たって痛かったけど、今は(フィット感が優れて)それもない。本当に軽くて。素足感覚? そうですね」

と上々の出来上がりのようです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

桐生祥秀選手の速さの秘密はスパイクへのこだわり、そしてメーカーとしてのアシックスの挑戦がありました。9秒91のアジア記録、そして9秒8台を視野に入れる桐生祥秀選手。文字通り、足元から進化し続けています。

2020年の東京五輪では新記録が更新されるのでしょうか?スパイクにこだわりぬいて、速さを見せつけてほしいと願います。

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