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日本カビが大流行!治療薬が効かない耐性化の脅威

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平成21年に日本人研究者が「新種」として世界で初めて報告した真菌(カビ)「カンジダ・アウリス」(通称:日本カビ)が、欧米やアジアで真菌感染症として初めてのパンデミック(世界流行)を引き起こしていることがわかりました。抵抗力の弱い入院患者が死亡する事例も報告されており、警戒が強まっています。

日本カビは、帝京大大学院医学研究科の槇村浩一教授が17年に70歳の女性患者の耳漏(耳だれ)から発見されました。このとき見つかったカビは病原性が低く、抗菌薬に対する耐性も示さなかったようですが、その後、韓国やインド、パキスタン、英国、米国、南アフリカなど海外でも同じカビが発見され、23年には韓国で患者が敗血症で死亡する事例が報告されえいます。

槇村浩一教授

そんな脅威の日本カビですが、どういう環境で発生するのか、いろいろ調べてみました。

カンジダ・アリウスの脅威

カビは地球上に存在する微生物の約36%も占めていると言われています。毎年60種類以上新しいカビが発見されているそうです。カビが発生するためには、日本の気候が適していてカビ大国と言っても過言ではないでしょう。

カンジダ・アウリスの症状

発熱のほか、臓器の炎症、細菌性敗血症が見られます。

死亡率は30%~60%と高いですが、発症した患者自身が重篤な病気を持っており、その治療中に発症したという経緯があります。

健康な人間が、ある日いきなりバッタリ、という症状ではありません。

アメリカで感染が起こったときの調査では、マットレスやベッド、窓枠といったよく触れるところ、輸血ポンプ(点滴の液を送るもの)にもカンジタ・アウリスが発見されました。

違う見方をすれば、重篤な患者に多く接する医療関係者にあたっては、物凄く重要な事態の可能性があります。

カンジダ・アウリスの感染経路

従来のカンジダは接触感染により感染すると考えられています。具体的には、血流感染、傷感染、耳感染です。

カンジダ・アウリスは、これまで報告された感染例の多くは、院内感染であります。

感染しやすい方は、

  • 外科治療を受けたばかりの方
  • 糖尿病の方
  • 抗生物質・抗真菌剤など広範囲で治療をしている方
  • 中心カテーテルを使用している方
  • 長期入院で免疫力が低下している方

などで、年齢などには関係なくすべての人に感染する可能性があります。

治療薬が効かない

懸念されるのが、治療薬が効かない耐性化です。

現在カンジダ症の治療に用いられている抗真菌薬は次の3種類で、

アゾール系・エキノキャンディン系・ポリエン系

です。ほとんどのカンジダ・アウリスは「エキノカンジン」と呼ばれる抗真菌剤で死滅します。

ところが、米国では9割以上の株が、最優先で選択される治療薬への耐性を獲得し、半分の株は2種類以上の抗菌薬に耐性を持っていました。全抗菌薬が効かない株も4%あったといいます。韓国やインドでも耐性化が確認されています。

そのため、海外では感染者の死亡例が報告されています。

槇村教授は「日本では明らかな耐性化は認められていないが、海外で強毒耐性化した真菌が、健康な人の体にすみ着いて日本に持ち込まれる可能性は高い」と話しています。

カンジダ・アリウスの対策は?

パンデミック(世界的流行)とはいえ、院内感染や介護施設での広がりという点では、健康に過ごしている分には重篤化しにくいと思われます。

しかし、別の要因で体調を悪くして抵抗力が落ちた場合、手術などでカテーテルを入れたときなどは感染症が起こりやすくなっているため注意が必要になります。

私たちが運び手になって誰かに移してしまわないようにするには、手洗い・うがいといったごく基本的なことをきちんとすること、発症を防ぐには体調管理を行い十分な休養を取ることが大事になってきます。

現在良好な健康状態ならば、過度に不安視して特別な対処を求めるより、意外と疎かにしがちな衛生管理を徹底する方が現実的だと思われます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

カビから死亡に至る・・・なんて考えもしなかったですが、カビの耐性化の進行には驚かされました。日頃から、抗生物質や、抗真菌剤はあまり使用しないで治療していきたいと強く思いました。

日頃から規則正しい、健康的な生活を送ることが、何よりも大事なことなんですね。

 

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