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てるみくらぶの悪質な詐欺の手口とは?

投稿日:2017-11-08 更新日:

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銀行から融資金をだまし取ったとして、警視庁は8日、経営破綻した格安旅行会社「てるみくらぶ」の社長ら2人が逮捕されました。

捜査関係者によると、今年3月に経営破綻した格安旅行会社「てるみくらぶ」の山田千賀子社長ら数人が去年から今年にかけ、三井住友銀行から融資金、約2億円をだまし取った疑いが強まり、警視庁が8日、詐欺などの疑いで逮捕されたようです。

山田千賀子社長らは会社が債務超過に陥っているにもかかわらず銀行に対しウソの決算書類を提出するなどして業績をよく見せかけ、融資を受けていたといいます。

山田千賀子社長は6日に都内で開催された債権者集会で、「詐欺の意識はなく一生懸命やってきた」などと訴えていましたが、「てるみくらぶ」の負債総額は約151億円に上り、最大で9万人の旅行者に影響が出ましたが、代金はわずかしか返金されない見通しとなっています。

今回、てるみくらぶのの悪質な詐欺の手口に迫ってみたいと思います。

てるみくらぶプロフィール

  • 種類:株式会社
  • 設立:1998年12月4日
  • 業種:旅行業
  • 代表者:破産管財人 土岐敦司
  • 資本金:6000万円
  • 売上高:117億7300万円(2016年9月期)
  • 従業員:130人

てるみくらぶ略歴

1973年に益永高吉により設立され、「さわやかツアー」のブランド名で旅行商品を販売していた「アイ・トランスポート」から、1998年に分社し設立した

1982年には、アイ社の代表取締役社長に山田千賀子が就任している

自社ウェブサイト「てるみくらぶ」を利用したオンライン予約によるハワイ州、サイパン、大韓民国、台湾を中心に一都市滞在型ツアーを展開。業界内において格安旅行会社として一定の地位を築き、札幌市、名古屋市、大阪市、福岡市に営業拠点を設け、さらにはハワイ、グアム、サイパンに現地法人を設立。ヨーロッパ旅行やクルージングなど付加価値の高い旅行商品にも参入していた

「てるみくらぶ」はテレビ業界でも利用されていた

2016年春ごろより、信用調査会社である東京商工リサーチに、てるみくらぶの信用情報に対する問い合わせが増加していた。

東京商工リサーチは2017年3月23日から取材活動を開始。さらに東京商工リサーチの取材において、てるみくらぶのツアーの航空券が発券できなくなったり、ツアー催行が中止されたりするなどのトラブルが発覚した

3月27日、てるみくらぶは東京地方裁判所に自己破産を申請し、同日地裁より破産手続き開始決定を受けた。破産申請時の負債は約151億円

警視庁は2017年11月8日、山田千賀子社長ら幹部二人を詐取の容疑で逮捕。

参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%A6%E3%82%8B%E3%81%BF%E3%81%8F%E3%82%89%E3%81%B6

悪質な「てるみくらぶ」詐欺の手口とは?

2017年3月27日、旅行会社てるみくらぶ(本社・東京都渋谷区)が破産手続きを開始したというニュースが流れました。報道によると負債総額は100億円を超えているとのことであり、リーマンショック以来の旅行業者の倒産としては最大規模といわれています。

突然の破産に、てるみくらぶで旅行を申し込んでいた多くの顧客が悲鳴を上げています。なかには、海外でホテルから宿泊を拒否されたり、復路の航空券を自前で用意しなければならない状況に陥りました。

また、破産となれば、旅行代金として振込んだお金のうち、返金されるのは1%にも満たないとのことですが、てるみくらぶの実態はどのようだったのでしょうか?

てるみくらぶの評判

てるみくらぶの評判は上々だったようです。その最大の理由は広告にウソ偽りがなかったことでした。『イタリア人気都市7泊8日』のツアーが、標準のホテル利用で1人10万円を切る破格の値段で売り出されることもザラでした。知る人ぞ知る超人気の旅行会社だったのです。もっとも、コスト増や円安の影響で内実は自転車操業状態だったようです。

そんな事態を打開すべく、約2年前から始めたのが〈現金一括入金キャンペーン〉でした。クレジットカードではなく、現金払いのお客様にはさらに値引きするというもので、どうやら、これが今回の巨額負債につながったようです。

過去のお得ツアーに味をしめ、何十万円もする高額ツアーに手を出してしまった利用客は少なくないようです。

いつから破産を認識していたのか?

そして重要なのは、てるみくらぶにこのような認識がいつの時点から生じていたのかという点です。

今回、てるみくらぶは弁護士に依頼して破産手続開始申立てをしています。ここで、通常、クライアントから債務整理を含めた破産申立ての依頼を受けてから「破産手続開始申立書」を裁判所に提出するまで、1カ月、諸事情による場合であれば約2週間ほどになります。

少なくとも遡ること約2週間前の時点で、てるみくらぶの経営陣は会社が破産する可能性が高いことを認識しながら、顧客から旅行代金を受け取っていた可能性があります。

ただ、普通破産申立てをするか否かの相談を弁護士にするということは、その時点において経営が相当程度、難局に陥っていることが多いですよね。そういう背景から、おそらく3月20日前後には、破産に至ることを確信していたのではないかと思われます。

このように考えてみると、てるみくらぶの経営陣は、破産を意識した上でお客から旅行代金を送金させていたのではないかと推測されます。となると、詐欺ですよね、しかもわかっててそうしたとすれば、悪質な手口です。

時期を考えても「故意」であることが明確

なお、山田千賀子社長は記者会見で

「詐欺をはたらくとか、毛頭考えておりません」「会社はこの1カ月の間に入金された顧客からの旅行代金は経営資金に充てるために使用した」

と、発言していましたが、おそらく、詐欺罪を追及されることを恐れ、「会社が倒産するとは考えていなかった。旅行代金を経営資金に充てればお客さんにサービスを提供できると思っていた」ことをアピールしたかったと推測されます。

しかし、前述の通り遅くとも破産を確実に認識したと思われる3月20日前後の時点で会社を維持すること、つまり、旅行サービスを提供することが極めて困難であると認識できる状況にあったにも拘わらず、それ以後のネット広告や新聞広告を全部取りやめていませんでした。てるみくらぶは3月22日の時点でも「現金一括の場合に限り格安」といったツアー広告を出していたのです。

これは、破産を確実に認識しながら、顧客に対し旅行契約を申し込むよう誘因したといえるので、悪質な詐欺の手口と言えるでしょう。

参考:http://biz-journal.jp/2017/03/post_18499.html

やはり弁済金は旅行代金の1%程度

旅行会社が経営破たんした場合、旅行業法に基づき、旅行者に旅行代金を返金する弁済業務保証金制度があります。旅行会社が売上高に応じて、日本旅行業協会(JATA)などに分担金を負担するもので、てるみくらぶは2016年度2400万円を支払っていた。弁済業務保証金は分担金の5倍を限度額に支払われるため、今回は1億2000万円となるが、旅行代金の返金額約99億円に対し、弁済率は1%程度にとどまることになっています。

なお今回、旅行者の債権総額がJATAの定める弁済限度額を超えることが見込まれており、預かった旅行代金の全額の弁済は実施されない見通しです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

旅行代金って海外旅行ですとかなり高額になりますが、こういうケースになると1%程度しか弁済してくれないんですね・・・。かなりショックです。

今回、てるみくらぶは、会社の経営状態を把握できていたのにも関わらず、適切な対応をしなかったという悪質な詐欺の手口でした。安いのには、何か落とし穴がある、という気持ちで選ばないといけないのかもしれないですね。

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