TOKYO MXが18日、来年1月1日放送の元日特別番組「世界見聞録~モンゴルで経済と豊かさを考える旅」(後4・00~5・00)のナビゲーターにショーンKさんを起用したことを発表しました。ショーンKさんは昨年3月に経歴詐称問題が発覚し、同年4月スタートのフジテレビの報道情報番組「ユアタイム」を降板するなど、活動自粛に追い込まれていました。
そんな経歴詐称でテレビ界から消えたショーンKさんの現在の生活を調べてみました。
ショーンKプロフィール
- 本名:川上 伸一郎(かわかみ しんいちろう)
- 生年月日:1968年3月21日(49歳)
- 出身地:熊本県
- 職業:キャスター、ラジオパーソナリティー、ナレーターなど
- 配偶者:既婚
- 所属事務所:サンディ
ショーンK略歴
ショーンKオフィシャルサイトのプロフィールによれば、「ニューヨーク市でアイルランド-アメリカ系日本人の父と日本人の母の間に生まれ、11歳の時に日本に渡り、高校卒業まで日本で過ごした。1995年にニューヨークに本社を置き国際的な経営コンサルティングとプライベートエクイティ投資を業務内容とするブラッドストーン・マネジメント・イニシアティブ・リミテッドを設立し社長に就任した。ヨーロッパやアジアの国や地方自治体のためのアドバイザリー業務に従事している」とされる。また、2009年5月に放送されたテレビ番組では「父がアメリカと日本の半分、母が日本と台湾の半分」と出自を述べたほか、2007年には「私は、小学校5年生の時にアメリカから日本に来て、それから日本語を必死で覚えました」とインタビューで述べている。
2016年3月15日にサンディのオフィシャルサイトに掲載された「お知らせ」では、ショーンKは「自分で独立してコンサルティング業務を行うようになったのは、1995年頃です。私が主宰するブラッドストーン・マネジメント・イニシアティブ・リミテッドは2002年に設立ですが、その前からコンサルタント業務を行い、いわゆる法人成りしています」と述べている。
参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%83%B3K
ショーンKの経歴詐称問題
2016年3月に週刊文春が、「テンプル大学でBA(学位)、ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得。パリ第1大学パンテオン・ソルボンヌに留学」としていた経歴は虚偽ではないかと報じました。その後、所属事務所のホームページでこの件について謝罪し、実際には、テンプル大学ジャパン(2005年2月以前は学校教育法上の大学ではない)入学後程なくして中退しており、卒業後在籍していたとされていたハーバード大学も、パリ大学も共にオープンキャンパスの授業を取ったのみで、学士を含め学位・修了書が発行されるプログラムには一切参加していないことを認めました。この影響で、出演中・出演予定のテレビ・ラジオ番組からの出演自粛を発表。この活動自粛に伴って、長年のレギュラー番組であるMAKE IT 21 TVも打ち切りが決定、同年4月から司会として出演予定だった報道・情報番組『ユアタイム〜あなたの時間〜』も放送開始前に降板しました。
経歴詐称一覧
- ×アメリカ合衆国出身→○日本国出身
- ×11歳の時に日本に渡り、高校卒業まで過ごす→○高校まで日本 米には行っていない
- ×米テンプル大学卒業→○高卒
- ×米ハーバード大学院にてMBA習得→○オープンコースを3日
- ×仏パリ大学留学→〇オープンキャンパスで聴講
- ×経営コンサルタント→○売れない声優・ナレーター
- ×米国人親から生まれたハーフ→○日本人の両親から生まれた日本人
- ×ショーン・マクアドル→○川上伸一郎
- ×世界7ヶ所にコンサル会社→〇渋谷に月3万円でペーパーカンパニー
- ×ほりの深い異国人顔→○田吾作面が整形で顔面偽造
- ×共同経営者にジョン・G氏→○無関係の別人の写真を流用して存在を偽造
これだけの詐称があるとは驚きでしたが、経歴が華やかな方が売れるのでそうされたのでしょうね。ショーンKさんの場合は、コメンテーターとして定評もありましたので、これらの経歴を疑うことすら視聴者は思っていなかったと思います。
ショーンKの現在の生活は?
自らの非を素直に認め謝罪をしたショーンKさんですが、その後逃げるようにして東京を後にします。広尾の自宅にも、熊本の実家にも戻らず、ホテルやペンションを転々とする日々だと伝えられています。また、ホテル住まいはお金がかかるので友人の別荘を借りて長野に住んでいるとの噂もあります。2016年内にはまた東京に戻って来たそうです。
『今後、どうやって生きていけば良いでしょうか』『都内の自宅も引き払って、田舎へ帰ろうか』
と、週刊誌に書かれていたのと同じ発言を何度も繰り返していました。かなり長い間、精神的に参っていて、自殺をほのめかすようなコメントも週刊誌の取材に対して語っていました。
しかし、以前ほどではありませんが、本業のコンサル業も現在は堅調で、収入は安定しているそうです。熊本地震の後には、「復興のためならテレビ出演も考える」とコメントしていましたが、メディアに対してはかなり恐怖心を覚えてしまっているので、なかなか表舞台には出てきていません。
実際、ショーンKさんのもとには「あの人は今」状態になっていて世間は悪いイメージがなくなっているため、いくつかのテレビ出演のオファーが届いているようです。
こちらも週刊誌の取材で明らかになっています。
でも、本人はメディアに対して臆病になっている部分と、偽りの自分のキャリアなどが表になってしまった罪悪感などもあり、全てオファーは断っているそうです。
女性自身が激写
週刊誌の女性自身がショーンKさんの現在の情報をキャッチしたようです。2017年10月の記事では、都内の高級マンションから出てくるショーンKさんに直撃しています。詳しい知人の情報によると現在は、不動産会社の顧問として在籍していると書かれていますが、ショーンKさんはこれを否定しています。
ただ、「今はまだメディアの仕事はしていませんので、そっとしておいてくださいませんか?」と取材に対し、答えています。ということは、メディアでの出演が2018年あたりには可能性として有り得るかもしれませんね。
ネットユーザーの声は「経歴は嘘だったかもしれないが実力はホンモノだからまた戻ってきてほしい」などと、復帰を求める声もとても多くあります。詐称問題で人生をガラリと変えてしまいましたが、実力やビジュアルは評価されているショーンKさん。復帰してほしいという待望論も根強くあります。
ショーンKの元旦番組
2018年1月1日放送の元日特別番組「世界見聞録~モンゴルで経済と豊かさを考える旅」(16時~17時)のナビゲーターにショーンKさんを起用したことが発表されました。
2016年3月に経歴詐称疑惑が報道されてから1年10か月ぶりにテレビに登場します。モンゴルの経済を調べるというショーンKさんにピッタリの企画だそうです。そのナビゲーターを務めるにあたって、実際にモンゴルに1週間も滞在したそうです。
今回はナビゲーターということで、久々の登場となりますが、この番組出演を起爆剤にしてこれから益々ショーンKさんの活躍が楽しみになりますね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ショーンKさんは、1年10ケ月ぶりのテレビ出演ということで注目されています。「今後もライフワークとして、この様に社会的にも意義のある企画があればぜひ参加させて頂きたいと思っています」とコメントを寄せています。
来年はショーンKさんのテレビ出演を観る機会が増えそうですね。